通勤風景以前、古より続く謎多きエクストリームスポーツ「エロ本隠し」の実態を紹介させていただいたことがあるが、今回は最近誕生した新エクストリームスポーツ「エクストリーム出社」について紹介したい。

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エクストリーム出社


そもそも「エクストリームスポーツ」とは、芸術、スピードを競い合う時として危険と隣り合わせの命をかけたスポーツの総称。代表的なものに「サーフィン」「スノーボード」「スカイダイビング」などがある。

そして今回紹介する「エクストリーム出社」は、早朝から観光、海水浴、登山などのアクティビティをこなしたのち、定刻までに出社=ゴールするというちょっとしたサラリーマン生命をかけたスポーツ。
参加はシングル、ペア、団体など自由。プレイヤー達は「出社ニスト」と呼ばれる。競技人口はまだすくないが、最近Twitterを通じ話題になることが多いため、就業規則に縛られるサラリーマンを中心に徐々に人口を増やしている。

参加は自由だが、審査員や観衆に競技中であることを知らせるためモバイルデバイスの使用が不可欠。Twitterを通じ専用ハッシュタグ「#エクストリーム出社」に状況を報告をしなければならない。

ちなみにこのスポーツ。ちゃっかり「日本エクストリーム出社協会」なるものも発足している。協会公式サイトでは過去行われた競技の様子も紹介されており、それによると次のような事が行われている。

○朝から鎌倉観光して出社
始発で鎌倉駅⇒鶴岡八幡宮でお参り⇒鎌倉海浜公園で海水浴⇒カフェで朝食⇒おはようライナーで出社⇒定時出社

○箱根湯本からグリーン車で出社
前日退社後「箱根湯本」へ移動⇒現地で宿泊先を探す/宿泊/温泉堪能⇒5時起床し朝温泉⇒駅弁を朝食にグリーン車で出社⇒定時出社

○高尾山で日の出を見てから出社
前日高尾山口駅に集合し⇒真夜中の高尾山を登る⇒山頂で日の出を眺め下山⇒定時出社

開催回数を重ねるごとに難易度が高くなっているが、基本は「無理は禁物」とされるスポーツのため、参加者ごとに競技内容は優しくしても問題なさそう。

なお、協会の呼びかけで9月2日には『全国一斉エクストリーム出社大会』が予定されている。協会サイトでは参加者エントリーを受け付けているので、競技初参加をお考えの方はまずこうした手軽な大会で初戦を飾ってみるのもいいかもしれない。

情報・画像
日本エクストリーム出社協会 http://extreme-s.blogspot.com/