復興から希望へ――『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』映画公開決定!7月6日(土)から“元気100倍”ロードショー株式会社トムス・エンタテインメントは、映画シリーズ25作目を迎える劇場版アニメーション『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』を2013年7月6日(土)から全国ロードショー公開すると発表した。


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昨夏公開し、アンパンマン映画史上歴代2位の大ヒットを記録したシリーズ24作『それいけ!アンパンマン よみがえれバナナ島』。この作品には、原作者やなせたかし先生の「3.11からの復興」という願いが込められていた。

今夏公開される『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』は「希望」がテーマ。

震災後、岩手県陸前高田市の‘一本松’のニュースは、多くの人々と共にやなせ先生の心をとらえた。
7万本もの松林が震災で10メートルを超える大津波にのみ込まれ壊滅した際、奇跡的に1本の松だけが倒れずに残り、震災直後から復興のシンボルと捉えられて「希望の松」と呼ばれている。

やなせたかし先生は一本松をモチーフに生命の強さや尊さを歌にして、CDと歌詞の入ったハンカチを作って寄付をし、その売上が同市への義援金となった。

「ハンカチを三角に折って端を持ち、もう片端を自分の隣の人に持ってもらえれば、すべての人がつながることができるのだ」

やなせたかし先生は、「人と人がつながれば、それが明日への希望になる」という思いを今作に込めている。

もちろん、内容は希望にあふれた明るく楽しいアンパンマンの物語。

“復興”から“希望”へ……。2月6日、94歳を迎えられたアンパンマンの生みの親やなせたかし先生が、記念すべき映画25作目に込めた大切なメッセージ――。

なお、同時上映は『みんなで てあそび アンパンマンといたずらオバケ』。映画に合わせて手拍子したり、リズムに合わせて踊ったり、こどもたちが劇場で、参加し一緒に楽しめる作品も制作されている。

配給:東京テアトル

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