美味しい機内食、まずい機内食……飛行機に乗った時のお楽しみといえば、機内食につきるものはありません。
20数年前の機内食といえばその様は散々で「他に食べるものがないから食べる……しかない」という有様。正直当時は苦痛でしかありませんでしたし、私以外にもそう感じた方は多かったのではないでしょうか?


それがここ10数年はそれも一挙に様変わりして、どの航空会社も機内食に力をいれている場合が多く見受けられます。(そうでないゲロマズ級の航空会社機内食もまだまだ存在しますが……)
特に海外エアラインの躍進は見事なもので、できるだけ安く旅行を楽しみたい私は積極的に海外エアラインを利用しますが、毎回食事時が楽しみで仕方ない程です。

ちなみに私個人で最近お気に入りなのは、中華航空(チャイナエアライン)。以前は中華航空といえば「安かろう・悪かろう」であまり良い印象はありませんでしたが、今ではそれも一変。
日本発の便の場合には、必ず日本人CAさんが搭乗していますし、なにより出てくる機内食は和食・洋食・中華など数種類の中からメニューを選ぶことができ、本当に美味しいものばかり。個人的なお薦めは勿論中華です。

さて、話は変わりますがこの機内食。
日本に就航する様々なエアラインが母国メニューや、日本人旅行客向けのメニューなど様々な工夫を凝らして提供していますが、最近イギリスのヴァージン アトランティック航空が、機内食レシピの一般公募をfacebookページを通じて開始しました。

ヴァージンアトランティック航空は、以前から機内食に力をいれていることで有名なエアラインです。
イギリスといえば……「料理がまずい」という印象が昔から日本には根強いですが、あなどることなかれ、このエアラインなかなかやってくれます。

この航空会社は日本就航時より、エコノミークラスに和食を取り入れるなど、機内食サービスにおいてこれまで高い評価を得ています。
私も何度か利用したことがありますが、洋食圏の航空会社の中では機内食のレベルは上位といっても過言ではない気がします。

最近では、日本発の便で出ている『松花堂弁当』の評判が高く、エコノミークラスでもオーダーできるメニューは4種類からと、搭乗機会がある時は毎回どれをオーダーするか悩んでしまうほど。

話を戻しますが、それぐらい『機内食に力を入れている』ヴァージンアトランティック航空。
聞いたこともあまりない話ですが、機内食レシピの一般公募を開始しています。

レシピテーマは「日本とイギリスの融合」。
この記事を執筆している現在、ついでにfacebookのイベントページを覗いてみましたが、まだ4件程しか投稿がされていませんでした。
開始が6月15日と日が浅いため、仕方ないかもしれませんが、もう少し多くの方が参加されてもいいのかな?と感じたため今回触れてみました。

ちなみに採用されたレシピは、2013年の成田発ロンドン行き(VS901便)のエコノミークラスの機内食として実際に提供される予定で、しかも優勝者には『自分の名前が機内食になる権利』と『ロンドンの極上レストランを堪能する旅(1組2名様)』がプレゼントされます。

自分の名前が機内食になるとはちょっと小っ恥ずかしい気もしますが、こういう機会はあまりないと思われますので、料理に覚えのある方は参加してみてはいかがでしょうか?

ヴァージンアトランティック航空:https://www.facebook.com/virginatlantic/app_158728300925776