【ミリヲタ的グルメ】第18食 インドネシア軍レーション T-2FD皆様こんにちは。ミリタリーにおける『食』、特にレーションについてご紹介していくDachoの『ミリヲタ的グルメ』。
今回は、インドネシア軍のレーションです。同じアジアの国なのでお米のレーションですが、その味はいかに?


●インドネシア軍レーション T-2FD
このレーションは、グリーンの格好良いパッケージになっています。

パッケージ表.

1パックで1食分ですが、他のレーションと比べて非常にコンパクトで軽いです。パッケージの表記を翻訳してみると「レーション インドネシア共和国軍」、「チキンライススープ」と書かれています。

●HALAL(ハラール)

パッケージ裏.

パッケージの裏面を見てみると、食べ方の説明や保存上の注意などがあり、下の方に「100% HALAL」と書かれています。この「HALAL」は、レーションを趣味にしているとお馴染みの言葉で、イスラム教の決まりに従って作られた食品を意味します。日本人がHALALを意識することはほとんどありませんが、中東はもちろん、欧米や東南アジアなど、HALALに対応したレーションを採用している国は意外と多いです。Wikipediaによると、インドネシアの国民の3/4がイスラム教徒だそうで、HALAL対応のレーションは当然のことでしょうね。

●パッケージ内容

パッケージ内容

パッケージを開封すると、いくつかの内袋が出てきました。乾燥した米、乾燥した具、調味料のような袋が3つ。フリーズドライの米料理です。「チキンライススープ」なので、具の白っぽい塊は鶏肉だと思われます。

●調理
調理と言ってもお湯を入れるだけなのですが、裏の説明を読むと、

  1.外袋に米と調味料を入れる。
  2.外袋にある線まで沸騰したお湯を入れ、かき混ぜる。
  3.外袋を閉じて15分位待つ。
  4.食べる準備完了。

と言うことみたいです。
外袋に内袋全部の中身を入れてお湯を注ぎ、かき混ぜます。ここでも写真を撮ったのですが、ちょっとグロい画像になってしまったのでボツにしました。

●実食

盛り付け

見た目はあまり良くありませんが、混ぜご飯のような感じです。食べてみると、米に粘りはありません。タイ米などでお馴染みのインディカ米ですね。しょうゆ味に似た味付けですが、見た目ほど濃い味付けではありません。ただ、匂いが独特で、昔のタンスの防虫剤(ナフタリン?)に似ています。強烈な匂いではありませんが、食べるのに我慢が必要です。具は、鶏肉の他に春雨らしきもの、野菜らしきもの、根菜らしきものが見られます。鶏肉の他は、味も歯触りも主張がなく、食べても気づきませんでした。

味にはちょっと馴染めませんでしたが、コンパクトで軽量なこのレーションは、兵士にとって使い勝手が良いのではないかと思います。
『ミリヲタ的グルメ』では未紹介ですが、韓国軍の戦闘糧食2型によく似たレーションでした。

【注意してください!!】
インドネシア軍レーションを初めとする各国のレーションは、我々民間人が手に入れて食べることを前提としていません。
これらを販売する業者なども、あくまでコレクション品として取り扱っています。
食品としての安全性は、各国政府、製造業者、販売者の誰も保証してくれませんので、万が一食べる場合は、すべて自己責任になります。

(文・写真:Dacho)